佐久市体育協会は、平成17年の旧4市町村の体育協会が合併して誕生しました。昭和36年に創立した旧佐久市体育協会から今日まで60年間余に亘り、佐久市における総合体育団体として、体育を振興し、市民の体力向上を図り、体育文化の高揚に努力し、市内体育団体の連絡調整とスポーツ精神を養うことに努めてきました。
合併後10年を経過し、市民の価値観の多様化がこれまで以上に進む中、スポーツ事業運営の主体化とそれに対応できる組織の整備を図るため、平成28年2月18日特定非営利活動法人佐久市体育協会を設立し、新たな活動を始めました。
佐久市の社会体育施設については、佐久総合運動公園に待望の陸上競技場、野球場やクロスカントリーコースが完成し、創錬の森には県立武道館が整備されるなど、着々とスポーツを取り巻く環境は向上しています。
これらの施設の有効活用の一つとして、佐久市では友好都市であるエストニア共和国を東京2020年オリンピック・パラリンピックの「ホストタウン」として、フェンシング、柔道、レスリング、陸上の選手の事前合宿を受け入れました。
今後も、このような新規事業の企画立案も視野に入れ、佐久市と車の両輪となり、更なるスポーツ文化の振興と市民の体力向上、競技スポーツのレベルアップ、市民スポーツの普及推進を目指してまいります。
また、「体育」という言葉は「スポーツ」を含む広義の意味を含むものとして理解・使用されてきましたが、現在は「スポーツ」という言葉が多用される時代となったことから、スポーツの振興を進めている本会の名称も「スポーツ」を使用することが相応しいと考え、令和4年4月1日から「特定非営利活動法人佐久市スポーツ協会」と名称を変更いたしました。
これからも、一緒に、スポーツを通じて、健康で明るい、元気のある佐久市にしていきましょう。
会長 伊坂 倉一